徳島県でも小児接種が実施されています。最近、仕事で徳島県のホームページを閲覧することが多く、徳島県や徳島市の色についてのブログ記事に偏りがちです。
民間企業ならともかく、やはり県や市は、売上どうこうなどではないので、色に働かせるという意識がどうも民間企業よりも低いのかなと。色を与えた瞬間に、必ず色はその役割を果たします。
今回は、下記の徳島県のコロナワクチンの小児接種を実施している医療機関の一覧リストです。
各市町村ごとに医療機関の記載があります。水色を基調とした色ですっきりはしています。ただ、今回は色をまとめすぎて、色で見る側を誘導している色使いでもあります。
一番上の、「新型コロナワクチン小児接種医療機関一覧」の箇所は濃いめの水色、次に各市町村の色の欄も水色。各市町の中の医療機関の一覧は、市町村の欄と同じ水色を使い、白色と交互に配色されています。
この一覧だけを見ると、「徳島県の推しの医療機関は、水色で塗られている病院です」「徳島県公認の医療機関」「お子様の接種も安心の医療機関」と色で語りかけているようです。
このリストを作成された方にその意識はなくても、無意識に色で誘導できます。作られた方にそういう意図があるのならば別ですが。
こちらが、有料の広告掲載ならば、おそらく掲載料が異なってくるはずです。同じ広告費なら、私は、水色で塗りつぶしてほしいとの希望を伝えます。
この医療機関一覧を水色でまとめたことは、伝えたいことの意図に沿った色選びをされていて、色に仕事をさせています。ただ水色を多用しすぎるという点を除いて。
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